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事業会社で得た経験は宝。子育てしながらリスクマネジメント部でキャリアを積み、経営人材へ成長したい


金山 絢子 Ayako Kanayama(リスクマネジメント第三部 チーム長)
金山 絢子 Ayako Kanayama(リスクマネジメント第三部)

​年月

これまでのキャリア

2006年4月

新卒で住友商事入社。為替業務部(当時)にて、海外との決済業務に従事。

2009年6月

財務部へ異動。社債の発行や株式売買の業務に従事。

2011年4月

コーポレートリスク管理部(現リスクマネジメント部)へ異動。全社のリスクポートフォリオ管理、ルール運用に従事。

2013年12月

アジア大洋州住友商事のリスクマネジメント部へ異動。化学品等の与信審査業務に従事。

2015年11月

金融総括部(現リスクマネジメント部)へ異動。鉄道・自動車部品の投資事業会社のリスク管理や、新規M&Aサポート等に従事。

2018年4月

自動車製造事業第一部へ異動。自動車部品製造事業の買収に従事。

2019年9月

買収を担当した自動車部品メーカーへ出向し、PMIに従事。翌秋に産前産後・育児休業を取得。

2021年7月

本社リスクマネジメント部へ復職。現在は、輸送機・建機第二チーム長として、モビリティ事業第一本部及びBeyond Mobility事業部の投資案件のサポートや審査を行っている。


海外の人と一緒に働くなら商社が面白そう。人の輪を重んじる社風に惹かれて住友商事へ新卒で入社



私は、海外の研究者などが多くいる街で幼少期を過ごし、色々な人種の子と遊ぶ環境で育ったので、将来、海外で働くことにとても興味がありました。そのため、大学でも国際政治経済や国際法などを総合的に学ぶ国際関係論を専攻し、当初は外交官などパブリックな仕事に就きたいと思っていました。大学3年の時に1年間チリに留学。日本でも夏休みの1か月、省庁でインターンをしていた経験があったので、留学先の現地でもJETRO等でアルバイトをしました。


金山 絢子 Ayako Kanayama(リスクマネジメント第三部 チーム長)

働くうちに、公務員より商社の人間として、海外の人と一緒にビジネスを盛り上げていく働き方の方が、自分がやりたいイメージに近いと判り、民間への就職活動に切り替えました。


数ある商社の中で住友商事に入社を決めたのは、住友商事の「人の輪を重んじる」社風が気に入ったからです。同じ総合商社でも商社によってずいぶん雰囲気は異なります。私は皆で一緒に仕事をして、チームで仕事を進める社風の方が自分に合っていると感じ、当社への入社を決めました。




ファイナンス知識の活用を学ぶため、リスクマネジメント部へ。国内外の「稼いでいる現場」を見る



営業部などビジネスの現場に行きたいという希望がありましたが、最初の数年で配属されたのはコーポレート部門の為替業務部(当時)や財務部でした。海外への送金やその過程での信用リスクのヘッジ、社債の発行や株式売買を担当する中で、世界の紛争等が金利動向や株価などの世界経済にどのように影響するのかを実感し、証券アナリストの資格も取得しました。当時の部長から「商社において、金融の理論は財務だけではなく、リスク管理でも活用されている。ファイナンスのノウハウがどのように商社で活用されているか、学んでこい」と言われ、リスクマネジメント部へ異動しました。


金山 絢子 Ayako Kanayama(リスクマネジメント第三部 チーム長)

リスクマネジメント部のキャリアはそこからスタートしました。はじめは全社のリスクポートフォリオ管理をしていましたが、その後、シンガポールのリスクマネジメント部へトレーニーとして行くことになりました。2年間駐在して、石油化学品のトレード等に関わり、シンガポール人の上司と共に、中国やインドネシアなどのお客さまの与信審査や資金の回収交渉などに携わりました。


元々、海外の人と一緒にビジネスをしたいと希望して商社に入ったので、ビジネスサイドが何をしてるのかを見たり、営業部と一緒にお客様を訪問したりして、「稼いでいる現場」を見ることが出来たと感じ、楽しい経験でした。


私たちの仕事は、時に営業部からは「自分たちのやりたい取引を妨害する」と受け取られることもあります。そうではなく、「お客様のことを理解して、取引を広げたり、もしくはボトルネックがあるのならば、何が出来るのか一緒に考えていきたい」という姿勢を示したくもありました。そういう意味もあり、機会があれば営業部担当と一緒にお客様のところへ積極的に足を運ぶようにしました。




帰国後は、それまでのトレードの与信審査よりも投資支援に軸が移り、新しい会社の買収の際のバリュエーションやデューデリジェンスなど、M&A案件のサポートに従事しました。そんな中、営業部に異動し、買収案件を自ら推進して欲しいというお話を頂きました。営業部隊の伴走者としてサポートしているうちに、営業担当の業務経験がないと、営業に寄り添った投資支援も出来ないと考えていた事に加え、営業部の立場で案件を自ら推進してみたいという思いもあり、異動しました。


金山 絢子 Ayako Kanayama(リスクマネジメント第三部 チーム長)

買収実現後は、買収した事業会社に出向しましたが、出向すると情報量が全然違いました。

忘れられないのが、長野県にある自動車部品メーカーへの出向です。本社は200人ほどで、海外にも工場があり、連結ベースで従業員2,000人規模の会社です。工場の作業員の方がメインの従業員ですので、その方々とお近づきになりたくて、1日に1回は工場を歩き回るよう心掛けました。その中でリアルな工場のオペレーションや課題の把握を心掛けました。現場の従業員や役員の方が、何をもって、どのように経営されているかが分からない状態で、あるべき論だけ言ったところで、ただの評論家にしかならないと思ったからです。おかげ様で缶コーヒーを御馳走になったりしながら、人間関係を作り、普段見られない現場の様子までつぶさに教えて頂きました。




リスクマネジメント部は、経営人材育成にシフトしていく。子育てと両立して国内外の事業会社の経営に挑戦したい


買収からトータルで3年ほどその案件に関わった後、産前産後・育児休業を取りました。色々なライフイベントがある中、キャリアの形成においては、男性には男性の、女性には女性の悩みがあると思います。振り返って自分の選択の一つひとつがそれぞれ最良の選択だったかは分かりません。会社に居れば色々と経験出来る機会がありますので、その機会を少しでも失わずに済むように、約半年で復帰を決意しました。再びリスクマネジメント部に復職し、現在は、輸送機・建機第二チーム長として、モビリティ事業第一本部、モビリティハブ事業部及びBeyond Mobility事業部の投資案件のサポートや審査を行っています。


1年足らずで復職をするためには、ベビーシッターの手配や「ねんねトレーニング」など復帰に必要なことを徹底して考え、計画的に準備しました。今もベビーシッターさんに保育園にお迎えに行って頂きながら、私も子どもの帰宅時間にあわせて帰宅しています。コロナをきっかけにテレワークが普及し、「夕方は子どもが居るからこの時間帯は会議に出られない」など、男女問わず「お互い様」という雰囲気があるので、働きやすい環境です。



私たちの仕事自体、徐々に変化していることを感じます。営業サポートや審査業務はもちろんあるのですが、事業会社のガバナンスを整えていこうという流れの中で、リスクマネジメント部の人間が直接、事業会社の取締役になり事業会社の経営に関与していくという流れもあります。


「事業会社ではどのように経営が行われているのか」という私が経験したキャリアは、そこで生きてくるのかなと思います。むしろそういう経験がないと結構厳しいとも感じています。


子育てしながらではありますが、今後もスピードを落とさない仕事の工夫をしながら、将来、国内はもちろん、海外の事業会社の経営にも挑戦していきたいと思っています。



金山 絢子 Ayako Kanayama(リスクマネジメント第三部 チーム長)


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